FLOW
業務内容
森林経営計画策定
森林の保全や資源の長期利用を考慮し、継続的かつ持続可能な経営を目指した計画を作成します。
下刈り
夏になると、雑草が繁り、植えた苗木を覆ってしまい成長が妨げられてしまうことから刈払いを行います。刈払い作業は年1~2回、概ね3~5年間くらい行います。
路網の整備
木材搬出の要となる路網の開設及び改修にあたっては、安全性と効率性のほか、土砂の流出による林地荒廃を誘発させないことを最優先に地形・地質・気象条件等を十分踏まえ整備を行っています。 森林整備や木材の搬出などの仕事をスムーズに行うためには、作業道のメンテナンスも重要となります。
植林
春と秋の年2回行います。大事に育てた苗木を一本ずつ丁寧に植え付けます。 1haあたり概ね2,000本程度植え、成長とともに間伐(間引き)を行います。
間伐
植林された苗木は成長とともに込み入ってしまい、放っておくともやしの様な森林となってしまいます。 光が差し込まない暗い森林は、下草が生育できず、表土が流れやすくなってしまい、保水能力など、森林の持つ様々な機能の低下や木材の品質が悪くなってしまいます。
間伐は、込み入ったり、成長が悪い木を間引くことで、間隔を広げ光を十分に行き渡らせ木や下草の育成に良い環境を与えることを目的に行われます。間引いた木は間伐材として搬出し利用されます。
根踏み
秋植えの苗木については冬期間の積雪の影響により倒れていることがあるので一本ずつ確認して見回り、倒れている苗木がある場合には植え直しを行います。
皆伐
木材を収穫するために森林全体の木を一度に切り倒す伐採方法のことを指します。一度に多くの木を切り倒すことで、効率的に木材を収穫することができます。ただし、その後に再生・再造林が行われなければならないため、環境に配慮した管理が必要となります。
なお、上記は一般的な一年の流れであり、地域や森林組合の活動内容によっては異なる場合があります。
また、災害など緊急事態が発生した場合には、活動内容が変更されることもあります。